Brioni sketches from the 1970s

歴史

70年におよぶローマスタイル

1945年より

熟練した仕立て屋のナザレノ・フォンティコリと彼のビジネスパートナーであるガエタノ・サヴィーニによってローマで設立されたブリオーニは、目の肥えたローマの紳士たちのお気に入りの仕立て屋としてすぐに確立されました。その名声を確立しました。フォンティコリとサヴィーニのパートナーシップは、ブリオーニに受け継がれる伝統を定義づける技術的スキルとクリエイティブな起業精神の融合であり、今日もそれはブランドの原動力であり続けています。

Brioni founders Nazareno Fonticoli and Gaetano Savini
Brioni first store on Via Barberini 79, Rome

ローマの中心部に位置するバルベリーニ通り79番地にオープンしたブリオーニの第1号店は、最高品質の高級素材を取り揃え、オーダーメイドのガーメントやハンドメイドの靴、アクセサリーなどを扱っていました。ブリオーニはステータスの代名詞として、世界を飛び回るジェットセッターたちのライフスタイルを彩りました。ハリウッドスターから国家元首まで、社会的な名声や権威のある著名人たちがこぞって、ブリオーニの専門テーラーの指南を受けようと列を成していたほどでした。

The first Brioni fashion show staged in the Sala Bianca at Palazzo Pitti in Florence, 1952

1952年、ブリオーニは史上初となるメンズファッションショーを開催。業界のリーダーとしての名声を不動のものとしました。フィレンツェのピッティ宮殿にある贅沢ななサラビアンカで発表されたコレクションには、鮮やかなカラーの洗練された生地で仕立てられたスーツを中心に、流れるように美しいテーラードアイテムの数々が登場しました。

ブランドがますます成長を遂げる中、創業者デュオは新しい生産方式に投資することでイノベーションの最前線に立ち続けます。1959年には、サルトリアルな姿勢を保ちつつ生産能力を高めるようとブリオーニはアブルッツォ州ペンネに工房を開設しました。これをきっかけに、ブランドの特徴であるハンドメイドの品質を維持しながら生産能力を向上させることで、我々も知るハイエンドなテーラリングに革命を起こしたのです。

Tailors and seamstresses at work in the Brioni atelier in Rome, 1960s

その歴史の中で、比類のない卓越したクラフツマンシップに裏打ちされたローマスタイルのエフォートレスなデザインアプローチは、ブランドの哲学としてコレクションに反映されています。

American actor John Wayne is fitted for a Brioni suit in the atelier in Rome, 1950s
Brioni designs shown at the Waldorf-Astoria during the World’s Fair in New York City, 1964
Members of the Brioni team in London for a fashion show at the Hyde Park Hotel, 1959
Models wearing Brioni ensembles at the Palazzo della Civiltà Italiana in Rome, 1960s
A Brioni dinner jacket in red and black wool, 1960s
A Brioni dinner jacket in silk and gold lamé, 2000s
A Brioni double-breasted tuxedo jacket in silk paisley with black satin lapels, 1960s

その革新的なシルエットは業界を席巻していた従来の英国スタイルを一掃することとなり、ブリオーニはローマンテーラリングの代表的存在となりました。こうしてエフォートレスなエレガンスの理想形が確立され、世界的にも認知されるようになったのです。

A special presentation at Florence’s Palazzo Gerini in Florence celebrated Brioni’s 75th anniversary, 2020

2020年、ブリオーニはサラビアンカを彷彿させるフィレンツェにあるルネッサンス様式の格調高いパラッツォで75周年を祝いました。フィレンツェに戻ったブリオーニは、その伝説的な歴史のスタートにまつわる足跡を辿りました。

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